ここまでのプロセスで集められたアイデアは、そのどれもがユニークで関心を誘うものばかりでしょう。しかし、その全てを盛り込むことはもちろんできませんから、絞り込む作業=フィルタリングが必要です。考え付いたアイデアを見直してみて、「あなたが一番伝えたいアイデアを裏付けるものではない」と明確に判断できるものは排除していきます。
このように、フィルタリングと言う作業は一見すると荒っぽく感じられますが、「何が最重要ポイントなのか」を聴衆に伝えるうえで、欠くことのできない作業です。
次に、アイデアをトピックごとにまとめ、メッセージへと変換して行きます。この作業では「漏れ無くダブり無く」を心がけるようにしましょう。
このメッセージ化によって、プレゼンテーションがあなたのアイデアに裏付けを行い、さらにそこへメッセージ一つ一つが情緒性を加えます。