より深いところで聴衆とつながる
セグメンテーションを行うことは、プレゼンテーションをするうえでたしかに便利です。しかし実際のところ、人間と言うものはもっと複雑なものであるということを忘れてはいけません。より密接に聴き手とつながるためには、彼らとより深いところでつながらなければなりません。そのためには、しっかりと時間をかけて、聴き手の生き方をじっくりと分析する必要があります。
このように、プレゼンテーションを通じて、他人に影響を及ぼすということは、存外大変な労力を費やさなければならないのです。
肩書の分析だけでは聴衆たちと向き合えない
聴き手の仕事や肩書などに着目することはもちろん重要ですが、それだけでは不十分。そこから得られる情報に、果たして彼らの「人間性」は含まれているでしょうか？彼らの生活ぶりはどうか、行動の特徴はどんなものかなど、彼らが大切にしているものを積極的に見出すことが肝心です。